2 GitHubの使い方
2.1 GitHubとは?
GitHubはプログラム、デザインデータやドキュメント等を一般公開しバージョン管理しながら共同編集することが可能なウェブサービスです。
無料でアカウントは作成可能で有料アカウントを作成すると指定されたユーザーのみに公開範囲を限定したプライベートな作業空間(リポジトリ)を作成することが出来ます。
バージョン管理機能をもつ共同作業プラットフォームとしては世界最大級規模です(2017年10月時点で世界2400万人)
GitHub社によって運営されています。2015年6月に日本法人が設立されました。
2.2 GitHubを使用した文書共同編集(1/2)
GitHub上で公開した文書やファイルは全ての人が閲覧することが可能です。
GitHubユーザーであれば誰でもファイルに対する変更案を反映するようリクエストすることが出来ます。(pull request)

repository(リポジトリ):GitHub上で管理されたファイルや変更内容が保存される場所。 Fork(フォーク):GitHub上の他人のリモートリポジトリを編集するために自分のアカウント下にコピーすること。 pull request(プルリクエスト):自分が行った変更をマージしてもらうようリクエストすること。 merge(マージ):pull requestなどを承認し変更内容をオリジナルファイルに反映させること。
2.2 GitHubを使用した文書共同編集(2/2)
例:「ユーザー1」の公開している「ファイルA」に対して「ユーザー2」が変更を提案する場合

2.3 GitHubアカウントの取得
WEBブラウザを使用してhttps://github.com/にアクセスします。
任意のユーザー名、メールアドレス、パスワードを登録しGitHubのアカウントを作成します。

2.4 SKIPのリポジトリにアクセスする
GitHubにサインインしたら画面左上の検索ウインドウから“DueDiligence”という文字列を検索してください。
検索結果の中から”SKIPDD/ DueDiligence” を選択してクリックして下さい。

2.5 編集する文書の選択
対象のリポジトリが表示されたら編集したいファイルを選んでクリックして下さい。
ここでは例として”sampletext.txt”を選択します。

2.6 文書の編集
編集したいファイルを開いたら編集ボタンを押します。 元のリポジトリを直接編集する権限はないので自動的にリポジトリが自分のアカウント下にFork(コピー)され編集出来るようになります。
編集ウインドウで文書の編集を行ってください。

2.7 変更内容の送信(pull request) (1/3)
文書の編集が終わったら画面を下方向にスクロールして”Propose file change”というボタンをクリックします。

2.7 変更内容の送信(pull request) (2/3)
“Create pull request”を押します。

2.7 変更内容の送信(pull request) (3/3)
再度”Create pull request”というボタンをクリックします。

2.8 変更内容送信(pull request)の完了
Pull requestが作成されました。基本的な変更提案の流れは以上になります。
元のリポジトリの管理者が内容を承認すると編集内容がマスターの文書に反映されます。
